4月22日(日)に鹿児島県薩摩川内市で行われた、全日本男子バレーボールチームの紅白戦を見に行ってきました。直前でドイツから帰国した柳田選手が合流したこともあり、また女性ファンで混雑しているのではと心配していましたが、会場についてみると案外それほどでもなく、むしろ地元の方々や子どもたちが目立っていました。
出場選手は以下のとおり
紅チーム
S: 深津
OP: 西田
WS: 浅野、福澤、柳田
MB: 小野寺、山内
L: 井手
白チーム
S: 大宅
OP: 小川、出耒田
WS: 高野、高松、久原
MB: 佐藤、伏見、李
L: 井上
ゲームは計4セット行われ、いずれも紅チームがとりました。
以下、今回の紅白戦で個人的に気になった選手を紹介します。
西田有志(オポジット/ ジェイテクト)
彼を見たのは、昨年の全日本高校選抜以来。当時もひときわ存在感を放っていましたが、それは全日本というステージでも変わらず、スパイクにサーブに大活躍でした。身長は186cmとオポジットとしてはかなり低いものの、それを感じさせない跳躍力とキレ、そして巧さを持ってます。またパス(サーブレシーブ)もできるようなのでオプションも増えますね。個人的には清水選手のいない今、スタメンオポジットに最も近い選手ではないかと思いました。
久原翼(ウィングスパイカー/ パナソニック)
初めて大学時代の見たときは守備職人のような印象を受けましたが、攻撃面でも魅せれるオールラウンダーとして着実に成長している模様。特にハイセット時の3枚ブロックに対してワンタッチやブロックアウトを取るなど冷静に対処していたように思います。あとはサーブで存在感を示してほしいところ。将来的にはイタリア代表のランザ選手のような攻守に高いレベルでバランスのとれた選手になってほしい。
佐藤駿一郎(ミドルブロッカー/ 東北高3年)
ブロックについて、真ん中からの攻撃に対してやや遅れ気味な印象でしたが、サイド攻撃についてはしっかりついていけていた印象。また力強いスパイクもみせ、日本の大型選手にしては機敏に動けていたように見えたので、将来がとても楽しみ。もしかしたら東京オリンピックのときには代表のスタメンを取れてるんじゃないでしょうか。
早く対外試合で見てみたいです!!
以上!!!