ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第28節、宮浦健人所属のニサ(8位)は現地時間3月17日(金)にホームでジェシュフ(1位)と対戦し、1-3(18-25, 25-27, 25-22, 17-25)で敗れました。
試合後、ニサのニコラス・ゼルバ選手(MB、アルゼンチン)にお話を伺いました。
―今日の試合を振り返っていかがですか。
セルバ:いい質問ですね(笑)。自分たちは2セット目を取れるチャンスがあってフルセットになっていたかもしれません。しかし相手のサーブがかなりよく、ディフェンスもとてもよかったです。とてもいいバレーをしていました。
―2セット目を接戦で落とした後、ベンタラ選手のアクシデントもありながら3セット目を取り切れた要因は何だったと思いますか。
セルバ:意識のことなので難しいですが、前のセットを取られてもそのことは忘れて気持ちを切り替えなければいけません。3セット目はいくつか問題や困難がありましたが、自分たちは上手くやれましたし、自分たちのベストバレーボールを見せようとすることができていました。
―1度にプレーできる外国人の人数が限られている関係で、自分の調子に関係なくベンチに下げられてしまう場面が少なくないと思いますが、そのことについてはどう考えていますか。
ゼルバ:チームをどう組み立てるか問題なので、今日のように(モロッコ人OHの)エルグラオウイをコートに入れるためにベンチに下がることや、それによって他のポーランド人ミドルがプレーすることにも納得しています。それによってチームがよくなり、チームを助けることができるなら問題ないです。
―あなたと宮浦選手はいい関係性を築けているように見えますが、あなたにとって宮浦選手はどんな人物ですか。
ゼルバ:えっと、ケントは100%悪いやつです(笑)。ウソです、いいやつです。自分たちは同い年ですし、ただここでバレーボールをしているだけではありません。自分たちはそれぞれ外国から来ていてここでは困難が伴いますので、お互いに助け合っています。彼はとてもいい人です。彼がプレーしていてもプレーしていなくても、トレーニング中でも彼といると私はハッピーになります。ナイスガイです。
写真:筆者撮影