欧州バレーボール連盟CEVカップ準決勝1レグ、林謙人コーチ所属のキエリ(イタリア)は現地時間3月13日(水)にNUC(スイス)と対戦し、3-0(25-23, 25-13, 26-24)で勝利した。
第1セットスタメン
キエリ
OH:スキナー(アメリカ)、キングドン(アメリカ)
MB:ザッカイユ(キプロス)、ヴァイツェル(ドイツ)
OP:グロベルナ(ベルギー)
S:マリノヴ(イタリア)
L:スピリト(イタリア)
NUC
OH:へインス(アメリカ)、スカンブレー(アメリカ)
MB:グロス(アメリカ)、ブランカ(スイス)
OP:グラブス(アメリカ)
S:ピエレット(スイス)
L:デリー(スイス)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
MVP:OHエイブリー・スキナー(アメリカ)
13得点(うちブロック3)
アタック効果率42.86%
この結果キエリは決勝第2戦で2セットでも取れば優勝が決まる。
決勝戦2レグは日本時間3月20日(水)28:45からキエリホーム(トリノ)で行われる。
また次回のイタリアリーグは日本時間3月17日(日)27:30からクーネオと対戦する。
林謙人コーチのコメント
遂に、CEV CUP FINALが始まりました。
満員の会場に、約150人のファンがイタリアから応援に駆けつけてくれました。私達の公式サポーター"Briganti Ultras"も5時間かけてスイスに来てくれました!
試合序盤からNUCはハイリスクハイリターンのサーブを叩き込んできます。レセプションはとても頑張って耐えていました。対する私たちはなかなかサーブで相手を崩す事が難しく、サイドアウトの応酬。
窮地を救ったのはキャプテンでオポジットのグロベルナ。ここ数週間不調が続いた彼女が気を吐き、接戦となった第1セットを先取します。
そこからは少しずつこちらのトータルディフェンスも機能し始めましたが、NUCのスカンブレーのスロット5からの、短めのセットから放たれるクロスのアタックを制御する事が難しく、最終セットまでなかなか防ぎきれませんでしたが、こちらのレセプションからの攻撃が効果的に決まり、ストレートで勝利する事が出来ました。
次に向けて、相手OHの攻撃をどう弱体化させられるか、サーブのターゲットをいま一度高めて、来週ホームで行われる"Last Dance"に向かいます。
最後の瞬間を、見逃すな!!!
Photo: CEV