現地時間10月6日(日)、イタリアスーパーレガ前半第2節で大塚達宣所属のミラノはチヴィタノーヴァとホームで対戦し、3-0(25-20, 25-18, 25-22)で勝利しました。
試合はほとんどミラノペースで進みました。ミラノはアタックがよく決まった他、OPレゲルス(ベルギー)とOHカジースキ(ブルガリア)がそれぞれサービスエース3本、チーム合計8本のサービスエースで試合の主導権をつかみました。
チヴィタノーヴァはOHボットロ(イタリア)と途中出場で昨季ミラノに所属していたOPディルリッチの活躍で3セット目序盤ではリードしたものの、チャレンジとスパイクミスからミラノが逆転。その後もOPレゲルスを中心に得点を重ねたミラノがストレートでチヴィタノーヴァに勝利しました。
MVPにも選ばれたOPレゲルスの活躍が光った試合でしたが、個人的にはOHカジースキの活躍が嬉しかったです。先月40歳を迎えた大ベテランですが、この日は動きにキレがあるように見えました。昨シーズン後半から怪我もあってあまり思うような活躍ができていませんでしたが、今日のプレーを見るとまだまだやれる感じで安心しました。
一方でOH大塚は前節に続いてこの試合もリベロ登録。次の試合では普通選手でコートに立ってくれることを願います。
チヴィタノーヴァは強力なアタッカーを揃えたチームですが、この試合はサーブレシーブに苦しみました。また20歳のセッター、ボニファンテのセットがアタッカーと合わない場面が少なくなかったように感じました。しかしこれについては時間と経験が解決してくれるでしょう。
あと個人的には移籍3シーズン目でやっとスタメンとなった、石川祐希を師匠を仰ぎ、髙橋藍の親友でもあるOHボットロの活躍が嬉しい限りです。
ミラノ
スタメン:Sポッロ(2)、OHルアティ(7)、MBシュニッツァー(5)、OPレゲルス(18)、OHカジースキ(12)、MBカネスキ(6)、Lカターニア
途中出場:Sゾンタ、OPバロット、MBピアノ、OHガルディーニ
チヴィタノーヴァ
スタメン:OHボットロ(11)、MBガルジウロ(9)、OPラグムジア(3)、OHポリヤ(3)、MBシネニエズ(4)、Sボニファンテ(1)、Lバラゾ
途中出場:OHレプキー(4)、Sオルドゥナ、OHニコロフ、OPディルリッチ(6)、MBテノリオ
MVP:OPレゲルス
18得点(うちサーブ3、ブロック1)、アタック効果率50.00%
L大塚達宣
出場なし
詳しい試合のスタッツはこちら↓
https://www.legavolley.it/match/38212
※記録上では大塚選手がコートインしたことになっていますが、実際にはコートに立つことはなかったようです
次戦:10月13日(日) 26:00~ vsトレント
配信:VBTV, FOD(ペルージャ戦のみ)
Photo: legavolley.it