2021/22シーズン成績
コッパイタリア 3位
リーグ 9位
監督
ロベルト・ピアッツァ(イタリア)
登録選手
アウトサイドヒッター
#2 オスニエル・メルガレホ 1997 197 キューバ
14 石川祐希 1995 191 日本
22 ミラド・エバディプール 1993 196 イラン
ミドルブロッカー
#6 マルコ・ヴィテッリ 1996 202 イタリア
#8 アグスティン・ロセル 1997 197 アルゼンチン
11 マッテオ・ピアノ(C) 1990 207 イタリア
オポジット
#3 クリスタン・ローレンス 2003 196 プエルトリコ
#9 ジャン・パトリィ 1996 207 フランス
セッター
#5 フェデリコ・ボナッキ 2004 189 イタリア
16 パオロ・ポッロ 2001 183 イタリア
リベロ
17 ルカ・コロンボ 2004 178 イタリア
18 ニコラ・ペサレージ 1991 190 イタリア
主なスタメン
OH:メルガレホ(キューバ)、石川(日本)
MB:ヴィテッリ(イタリア)、ロセル(アルゼンチン)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
チーム紹介
昨シーズン、クラブ史上初のコッパイタリアベスト4に輝いたミラノ。しかしリーグ戦は、レギュラーラウンドを5位で終えたものの、その後のプレーオフと5位決定戦でなかなか結果が出せずに最終的に9位で終えた。
今シーズンは課題だったアウトサイドヒッターの層の薄さを克服すべく、エバディプール(イラン)とメルガレホという強力選手を獲得。ここに3季目の石川祐希を加えた3人をうまく使い分けながら今季は戦っている。
特にアジアのライバルである日本とイランのキャプテン2人が同じチームとなり、そのOH対角が見られるなんてなんともアツい展開である。
またミドルブロッカーについても引き続きキャプテンを務めるピアノ(イタリア)に加えて、新加入のロセルとヴィテッリをメンバーをあまり固定することなく起用している印象である。
この中でも注目したいのがアルゼンチン人のロセルで、ミドルとしては小柄ながらクイック、ブロック、サーブはどれもレベルが高く、東京オリンピックではアルゼンチン代表の銅メダル獲得に大きく貢献したひとりでもある。
そしてチームの攻撃の中心となるのがオポジットのパトリィ。東京オリンピック金メダルを獲得したフランス代表のスタメンOPでもあり、難しいハイボールも高い打点から打ち切ってチームの得点に変える頼れるエースだ。
更に若手セッターのポッロはチーム2年目を迎えて急成長中であるし、ベテランリベロのペサレージは安定感あるサーブレシーブとディグでチームを救う。
今シーズンは開幕戦こそコンビネーションが合わずぎこちない感じではあったが、その後は改善されて勝ち星も増えた。
目標は昨シーズンに引き続きコッパイタリアベスト4進出、そしてリーグでもベスト4を狙いたい。
ホームアリーナ
アリアンツ・クラウド(Allianz Cloud)
Piazza Carlo Stuparich, 1, 20148 Milano MI, Italy
写真:Lega Pallavolo Serie A、筆者撮影