イタリア男子バレーボールリーグ後半第11節、石川祐希所属のミラノは現地時間3月3日(日)にペルージャと対戦し、3-2(25-22, 25-27, 17-25, 25-23, 15-13)で勝利した。石川祐希はチーム最多20得点の活躍で勝利に貢献しMVPにも選ばれた。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:カジースキ(ブルガリア)、石川
MB:ヴィテッリ(イタリア)、ロセル(アルゼンチン)
OP:レゲルス(ベルギー)
S:ポッロ(イタリア)
L:カターニャ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、プロトニツキ(ウクライナ)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、フラヴィオ(ブラジル)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
MVP:OH石川祐希
20得点(うちサーブ3、ブロック1)
アタック効果率27.59%
これでミラノは通算成績12勝10敗38ポイントとしレギュラーシーズンを6位で終えた。
この結果ミラノはプレーオフ準々決勝を同3位のピアチェンツァと戦う。先に3勝したチームが準決勝に進む。
準々決勝第1戦は日本時間3月6日(水)28時30分からピアチェンツァホームで行われる。
イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home
トシキのコメント
コッパリイタリア王者のペルージャにフルセット勝利!!
これで今季はここまでペルージャに2勝1敗ですべてフルセット。
本当にミラノはペルージャに強い。
MVPの石川は圧巻のパフォーマンス。
特にサーブで圧倒的な存在感をみせてエース3本、ブレイクだとかなりの本数を決めていました。
また第4セットの24-23のブレイクの場面で相手の3枚ブロックを弾き飛ばす力強いスパイクでセットを奪ったシーンは痺れましたね。
ただやっぱりペルージャのレオンのサーブもすごかった。エース6本、5連続ブレイクも2回くらいあってラスボス感がえげつなかったです。
プレーオフを勝ち進むとまた準決勝であたると思いますし、プレーオフでは更にギアを上げてくると思うので、ミラノも今以上のクオリティが求められるでしょう。
その鍵はおそらくカジースキ。この試合では途中でメルガレホに交代となってしまいましたが、ぜひプレーオフでは覚醒した彼を見てみたい。
しかしとりあえずはピアチェンツァとの準々決勝が待っています。
コッパリイタリア準々決勝では勝利しましたが、そのときにはいなかった大砲レアルが復帰。彼が戻ったピアチェンツァにどう戦えるかに注目です。
第1戦は僕も現地に向かいます!!!
Photo: legavolley.it