ルーマニア男子バレーボールリーグ第13節、山本龍所属のディナモ・ブカレストは現地時間1月20日(土)にザラウと対戦し、3-2(21-25, 20-25, 25-14, 27-25, 15-12)で勝利した。
山本は先発出場を果たしたが、味方のサーブレシーブが安定せず持ち味を発揮できない苦しい展開となった。1セットを落とし、2セット目も劣勢となりベンチに下がった。
しかしチームは途中出場のOHヴェリッシモ(ブラジル)がサーブレシーブに安定感を与えると、OHバレアン(ルーマニア)を中心に得点を重ねて3、4セットを連取。
第5セットもOHバレアンとOPバルバスト(イラン)が得点を重ねてディナモ・ブカレストが取り切り、3-2で逆転勝利となった。
S山本龍 1得点(ブロック1)
山本龍選手インタビュー
T:今日の試合をふりかえっていかがですか。
山本:そうですね。スタートで出た試合だったんですけど、結果的にセットが取れずに(控えのセッターと)代わって、結果的に勝ったのは嬉しいんですけど、自分としての役割だったりプレーはあまりよくなかったのかなと思います。
T:個人としてどういうところが課題でしたか。
山本:パスが崩されている中で、そこは耐えて耐えてやっていく場面だったんですけど、ちょっとパスが返ってこなくて自分のリズムも作れずに、わかりやすいトス回しになってしまってたのかなと思います。
T:ここまでのルーマニアリーグをふりかえってどうですか。
山本:ふりかえってですか(笑)。まあそうですね、日本と違って言葉の壁がまだあるんですけど、でもやっぱりプレーがよければ評価もされますし、そこは自分のプレー次第なのかなと思っています。
T:コミュニケーションはやはりまだ難しさを感じますか。
山本:そうですね。でも簡単なコミュニケーションはだいたい覚えてきたんですけど、やっぱり日本人と今までバレーをしてきてたので、カバー力だったり、(日本語に)いつも助けてもらってたなというのはすごく思います。
T:今年2024年の目標を教えてください。
山本:今年2024年はオリンピックの年なので、そこのメンバーに入ることを第1の目標として掲げているので、このルーマニアの残り4か月の期間はやっぱり大事だと思うので、本当に1日1日を大切にやっていくだけだと思います。
Photo: 筆者撮影