欧州バレーボール連盟CEVカップ準決勝1レグ、林謙人コーチ所属のキエリ(イタリア)は現地時間2月21日(水)にパリ(フランス)と対戦し、3-2(20-25, 25-17, 23-25, 25-15, 15-13)で勝利した。
第1セットスタメン
キエリ
OH:スキナー(アメリカ)、オモルイ(イタリア)
MB:グレイ(イタリア)、ヴァイツェル(ドイツ)
OP:グロベルナ(ベルギー)
S:マリノヴ(イタリア)
L:スピリト(イタリア)
パリ
OH:パルグトヴァ(スロバキア)、ケツマン(セルビア)
MB:セイター(アメリカ)、エレーラ(アルゼンチン)
OP:クーニョ(アルゼンチン)
S:アランコ(フィンランド)
L:ジェラン(フランス)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
MVP:Sラケーレ・モレッロ(イタリア) 2得点
準決勝の2レグは日本時間2月28日(水)28:00からアウェイのパリで行われる。
また次回のイタリアリーグは日本時間2月25日(日)25:00からトレンティーノと対戦する。
林謙人コーチのコメント
現在フランスリーグ首位のチームとの対戦という事で気を引き締めて準備しました。堅実なディフェンスとデータを活用した戦術を駆使するチームであると認識していた為、傾向がキエリと似ていると感じていました。あらゆるクオリティで上回れるようにと思い臨みました。
コッパイタリア準決勝もそうでしたが、こちらのセッティングのクオリティが低く、アタッカーが満足に打てない状況が長く続いてしまった事が苦戦を招いた大きな要因です。ベルガモ戦に続き、途中で入ったモレッロ選手が高さを持たせ選択肢のあるインダイレクトデリバリーのセットをした事で、アタッカーが上手く打ち始め終盤に勝てたと思っています。
今回もホームゲームという事で、大勢のファンに駆けつけてもらいました。次はアウェイ、オリンピックを控えたフランスの街・パリ。その街並みも味わいつつ素晴らしい試合を出来るように頑張ります。
Photo: Vittorio Avondo