イタリア男子バレーボールリーグのプレーオフ決勝第3戦、髙橋藍所属のモンツァは現地時間4月25日(木)にペルージャと対戦し1-3(15-25, 18-25, 26-24, 19-25)で敗れた。
試合後、モンツァのステファン・マー選手(アウトサイドヒッター、カナダ)に話を伺った。
マー選手試合後インタビュー
トシキ:今日の試合をふりかえっていかがですか。
マー:そうですね、私たちのエナジーはコート上にあったと思いますが、忍耐が足りませんでした。私たちのバレーボールはとても速く、とても頭を使います。プッシュしたり、リバウンドをもらったり、そうしながら空いたスペースを作っていきます。個人的にもアタックに関して忍耐が足りませんでした。被ブロックも多く、スパイクは良くなかったです。私たちは試合の中で修正できた部分もありましたが、相手の方が最後まで安定していて、逆に私たちは試合の中で調子が上下していました。残念ながらそこを修正できませんでした。
トシキ:髙橋選手のプレーオフでのここまでのパフォーマンスについてどう思いますか。
マー:チヴィタノーヴァとの準々決勝ではスパイカー全員がプレーし、その結果トレンティーノ戦ではフォーメーションを変えて臨むことができました。準決勝の最初の2試合ではチームは少し出遅れていたと思います。トレンティーノ戦はチヴィタノーヴァ戦とは大きく違っていたからです。しかし私たちは変わることができ、みんなが自分のベストなリズムとスタイルのバレーボールを見つけ出すことができました。ベンチの選手もコートに入って助けてくれました。
そしてランはこの準決勝でとてもいい仕事をしました。勝利した3試合すべてで彼のプレーは素晴らしかったです。彼はサーブレシーブで守備範囲を多く取って私を助けてくれました。彼がベストスコアラーになることもありますし、自分の役割に徹することもあります。優れたディフェンスやサーブ、そしてサーブレシーブによってです。彼はそのとき必要な役割を果すことができます。今日彼はベストスコアラーのひとりだったと思います。それが今日の彼の役割でした。素晴らしいチームメイトです。
トシキ:日曜日の第4戦にどう準備しますか。
マー:今日の映像を見て、何が良くて何が悪かったか確認します。しかし今は試合について何も考えることができません。休んで回復に努めます。
Photo: 筆者撮影