バレーボールネーションズリーグ2024女子大会第1週トルコラウンド、日本代表は現地時間5月16日(木)にブルガリアと対戦し3-0(25-13, 25-15, 25-15)で勝利した。
スターティングメンバー
日本
OH:古賀(13)、石川(9)
MB:渡邊(6)、山田(5)
OP:林(14)
S:岩崎(2)
L:小島
途中出場:OP黒後(1)、L福留、MB宮部
ブルガリア
OH:ヨルダノファ(6)、パスコファ(4)
MB:クリフォシースカ(5)、サイコファ(3)
OP:ドゥドファ
S:バラコファ(1)
L:トドロファ
途中出場:OPストヤノファ(8)、OHベチェファ(6)、OHラチコフスカ、Lパシュクレファ、Sグンチェファ
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
※()は得点
TOSHIKI’S MVP
OP林琴奈
14得点(うちサーブ2、ブロック1)、アタック効果率37%、サーブレシーブ成功率80%
前日のトルコ戦ではサイドアタッカー3人の中で得点が最も少なかったが、この日は両チーム最多14得点をマーク。速いライト攻撃の他、中に切り込んだりライトからバックアタックを放ったりと多彩な攻撃を見せた。またサービスエースもチーム最多の2本、ディグ(スパイクレシーブ)本数もチーム最多11本と守備でも大きく貢献した。
試合解説
前日の世界ランク1位トルコとの激戦から打って変わって世界ランク21位(試合時)ブルガリアとの対戦は、終始日本が大きくリードする危なげない展開であった。
高さ的にはブルガリアに分があったが、対する日本がサーブで攻めてラリーに持ち込んでこれを制すバレーボールでブルガリアを圧倒した。
トルコ戦ではトスが古賀にかなり集まっていたが、この試合は3人のサイドアタッカーそれぞれが同程度の打数でうまく分散することができており、その中でもこの試合では上述の林の活躍が光った。
また日本はサーブも相手のリベロを外してアウトサイドヒッターにプレッシャーをかけることができていたし、ブロックに関しても5得点、15タッチと高さのあるブルガリア以上の効果をあげていた。特に渡邊・山田の両ミドルのブロックでの貢献が大きかった。
ブルガリアはサーブレシーブが乱れた他、日本のブロック&ディフェンスに対応できずに得点をうまく決められず、アタックミスも多くなってしまったことが大きな敗因となった。
ただまだまだ10代の若い選手も多く、今後の成長次第では化ける可能性も十分あるだろう。
日本も数字上は快勝であったが、ミドルブロッカーの決定力など課題もあったので改善すべきところはしっかりと改善していきたい。
詳しい試合のスタッツはこちら
ハイライト動画
次戦情報
vs ドイツ
5月17日(金)20:00~(日本時間)
テレビ放送
BS-TBS
TBSネーションズリーグ特設サイト:https://www.tbs.co.jp/volley-nationsleague/
ネット配信
①VBTV(英語、有料): https://www.volleyballworld.tv/home
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Photo: FIVB