バレーボール男子日本代表はパリ五輪前最後の強化試合を世界ランキング1位のポーランドと行い、3-2(23-25, 25-20, 25-19, 23-25, 17-15)で勝利した。
オポジットの西田有志が両チームトップの28得点でチームを牽引。怪我で離脱していたアウトサイドヒッターの髙橋藍も1ヶ月ぶりに試合に復帰しチーム2位の21得点の活躍だった。しかし第4セット序盤でミドルブロッカーの髙橋健太郎がプレー中に倒れ担架で運ばれる事態となった。
日本のスターティングメンバー
OP西田（28）、MB山内（9）、S関田、MB髙橋健太郎（5）、OH髙橋藍（21）、OH石川祐希（20）、L山本
途中出場
MB小野寺（4）、S深津、OP宮浦（3）、OH大塚、OH甲斐
試合レポート
第1セット
序盤はOH藍のスパイクやブロックで連続得点を決めた日本が4-2とリード。しかしOHレオンのL山本を弾き飛ばす2連続サービスエースで4-5とポーランドがすぐ逆転をする。その後OPクレクのスパイクとブロックなどでポーランドが8-11とリードを広げるが、日本もOH石川のスパイクやブロックで11-11と追いつく。そこからまたMBビエニエクのサービスエースなどで13-17とポーランドがリードするが、日本もまたOH石川のサービスエースで22-22と追いつく。しかし直後に日本にミスが続いて22-24となると、最後はリリーフサーバーOH甲斐のサーブがミスとなり23-25でポーランドがこのセットをとる。
第2セット
OH石川のサービスエースなどで5-3日本が抜け出すも、日本のミスでポーランドが6-6と同点に追いつく。その後はサイドアウトの取り合いとなり12-12と進むが、OP西田のスパイクなどで日本が連続ブレイクを決めて16-13と抜け出す。その後OPクレクのスパイクで17-16とポーランドが詰め寄るが、OH藍のブロックやOP西田のサービスエースで23-19と日本が再度突き放すと、最後はOH藍のサービスエースで25-20でこのセットを日本が取る。
第3セット
出だしはMBビエニエクの2本のブロックで1-4とポーランドがリード。しかしOH石川のサービスエースで4-4と日本が同点とすると、更にOP西田とOH藍それぞれに2連続サービスエースが出て11-8と日本が抜け出す。ポーランドもMBビエニエクのスパイクとサービスエースで15-14と1点差に迫るが、OH石川のレフトからのバックアタックが決まって17-14と日本が再び3点差をつける。更に終盤でOH石川のサービスエース、ダブル髙橋の連続ブロックなど4連続ブレイクで日本が24-18とすると、最後はポーランドのサーブミスで25−19でこのセットも日本が取る。
第4セット
OPクレクの連続エースとMBビエニエクのブロックで3-6とポーランドがリード。そしてこのプレー中にMB健太郎が倒れて担架で運ばれる（代わりにMB小野寺がコートイン）。そこからはOH石川のスパイクなどで13-14と日本が1点様で迫るが、OHフォルナルのサービスエースなどで16-20とポーランドが再びリード。そこからポーランドにミスが続くなどして19-20と日本が再度詰め寄るも、ミドルからのクイックが機能し、更にOHフォルナルがOH藍の超クロスを上げてその後自らスパイクで得点し23-25でこのセットをポーランドが取る。
第5セット
日本がOP西田のスパイクなどで7−5とリードするもOPクレクのこの日4本目サービスエースで9-9とポーランドが同点に追いつく。そこからはサイドアウトの取り合いとなり、日本はMB小野寺とMB山内、ポーランドはOPクレクを中心に得点を重ねる。そしてデュースに突入。16-15の場面でこの日絶好調のOH石川のサーブからL山本が繋いで繋いでOH石川がパイプ攻撃を決めて17-15となり、このセットを取り切った日本が3-2でポーランドに勝利した。
インタビュー
Photo: Volleyball World, 筆者撮影
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８月１０日（土）午後５時 女子＃２
８月２４日（土）午後５時 男子＃３
８月３１日（土）午後５時 女子＃３
９月 ７日（土）午後５時 男子＃４
９月１４日（土）午後５時 女子＃４
（TBSテレビリリースより引用）
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