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石川真佑所属ノヴァラ、ピネロロに3−0で勝利し1勝目

現地時間10月13日(日)、イタリアセリエA1前半第2節で石川真佑所属のノヴァラはピネロロと対戦し3-0(25-23, 25-22, 25-21)で勝利しました。

試合はOHアルスマイヤー(ドイツ)のスパイクなどでノヴァラが点数を重ねて第1セットを先取。2セット目はピネロロがOHペリネッリ(イタリア)を中心に得点して終盤までリードしますが、OH石川のスパイクやMBスクアルチーニ(イタリア)のブロックなどで連続得点を決めたノヴァラが逆転でこのセットも取ります。3セット目は競った展開となりますが、終盤でピネロロにミスが重なりノヴァラが取り切って勝利を決めました。

開幕戦に続いてスタメン出場となったOH石川はこの日もチーム最多タイの12得点、アタック効果率33.33%と高い攻撃力を見せました。苦しい場面でもトスを託せれる場面が少なくないので、Sボシオ(イタリア)からの信頼ももう獲得しているように見えます。パイプ攻撃もバッチリ合っていて決定力が高かったです。

ノヴァラのマスコットはキモカワ

またこの試合はMBアレクシッチ(セルビア)が11得点、MBスクアルチーニが8得点とミドルが大活躍。特にMVPにも選ばれたMBスクアルチーニは2セット目にブロックでチームのピンチを救いました。前日のミラノもそうでしたが、ミドルが輝くチームは男女関係なく強いチームです。

MBスクアルチーニ

一方で勝利はしたもののオポジットのポジションに課題が残ります。先発のOPトロク(ロシア)、途中交代のOPミムス(アメリカ)ともに決定率が上がりませんでした。昨シーズンにオポジットを務めていたアキモヴァ(ロシア)はまだコンディションがよくないのでしょうか。彼女が戻ってくるとチームのレベルがまた1段階上がってくると思います。

敗れたピネロロは2、3セット目とアタック失点がなければ取れていただけに非常にもったいない試合でした。でも本当に力のあるチームだと思うのでまだまだここからでしょう。

ノヴァラ
スタメン:MBスクアルチーニ(8)、Sボシオ(2)、OHアルスマイヤー(12)、MBアレクシッチ(11)、OPトロク(5)、OH石川(12)、Lデナルディ
途中出場:OPミムス(5)

ピネロロ
スタメン:MBシルヴェス(5)、Sカンビ、OHソロカイテ(10)、MBアクラリ(6)、OPスマジェク(17)、OHペリネッリ(12)、Lモロ
途中出場:Sモネーロ(2)、MBオリンガアンデラ、OHブラッキ、Sアヴェニア

MVP:MBフェデリカ・スクアルチーニ
8得点(うちブロック4)、アタック効果率33.33%

OH石川
12得点、アタック効果率33.33%

詳しい試合のスタッツはこちら↓
https://www.legavolleyfemminile.it/match-center/746920/statistiche/

次戦:10月20日(日) 23:00~ vsミラノ

配信:VBTV

Photo: legavolleyfemminile.it

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